Yan Tai  エンダイ /  ヤエンタイ

  煙 台  

蓬莱 (ホウライ ほうらい)を  含む

  

青島から煙台や威海へは新幹線はありません。一級道路や高速道路が完備。  バスで威海から70キロ、1.5時間。青島市内から250キロ、3.5時間。 詳細は 来来中国自作 青島地図 山東省地図日本語版 煙台（えんたい または えんだい） 英語:Yanta は山東半島東部に位置する港湾都市である。渤海湾に面し、東は威海に、南と西は青島にそれぞれ接する。 山東省最大の漁港であり、対外経済開放された沿岸都市の一つで、産業都市としても急発展している。現在は環境のよさ、景観のよさ、投資環境のよさが 中国でも指折りと評価されている。海岸線に沿って広がる砂浜や断崖は、観光地として全中国から人が集まる。 かつてチーフー（Chefoo 芝罘）の名で知られた。倭寇対策のために警報の狼煙を上げる塔が建設された。これが「煙台」とよばれるようになった。 海岸線は909kmで、山地や丘陵が7割、平野が2割。海に面し、夏は比較的涼しく冬は温暖で、年平均気温は11.8度。面積 13,745 km² 総人口(2003) 645万人 かつては東夷族の居住地があり夏朝の時代に国を建てたといわれる。殷、周、春秋時代には莱国の地とされ、戦国時代には斉の領土となった。始皇帝は3回、武帝は1回芝罘島を訪れたと言われている。明、清の時代には莱州府が、後に登州府が置かれている。 旧イギリス煙台領事館1858年7月、第2次アヘン戦争の際にイギリス・フランス連合艦隊が煙台を占領して艦隊を集結させている。煙台は1861年5月に外国商人たちに対して開港した。17カ国が煙台に領事館を設置した。第一次世界大戦でのドイツの敗戦により、アメリカ海軍のアジア艦隊の夏の駐留港となった。日本も交易のために煙台に拠点を置き、市内の政治や建物の様式におよぶことになった。 煙台は現在、半島南部の港湾都市・青島に次ぎ山東省第二の産業都市である。 煙台経済技術開発区は全国でもトップ10に入る規模となっている。1892年に創業した張裕釀酒公司は、現在では中国でも第一のワイン製造会社となっている。 日本の姉妹都市（友好都市）は、宮古市（ 岩手県）、別府市（大分県） 煙台市は風光が秀麗で、過ごしやすく理想的な観光と避暑の名所です。境域内には“この世の仙境”と呼ばれる中国四大名楼の一つ蓬莱閣があり、 中国書道芸術の稀有の珍宝“文峰山(雲峰山)魏碑石刻”、長山列島、崑崙山国家級森林公園など歴史文化遺産の旅行観光名所があります。                    煙台山公園            入場料：30元          (洋館や旧領事館が立ち並ぶ海辺の小山。青島の小魚山に似ている） 煙台山は煙台の象徴で、煙台市北端に位置し、三面に海に囲まれている。山・海・城・港は一体になり、山の上に樹木が茂り、洋館が建ち並ぶ。山の高さが53m. 山頂烽火台は明代に建築され、煙台山と煙台市の名前の由来になる。山頂にはほかに龍王廟など、人文景観、自然景観は鴛鴦石･600余年樹齢の古木。山頂で煙台市の全貌が眺められる。 清代同治元年(1862年)に煙台港は開放され、併せて17カ国はここで領事館を設け、煙台山にてイギリス・アメリカ･日本･ドイツ･フランス･デンマークなど6カ国は領事館を建築した。それで煙台山はアジアで唯一の保存が完璧で、最も密集な近代外国領事館建築群になった。 洋館が立ち並び、迷いやすいため、来来中国 www.lailaichina.com 青島案内人 www.an-nai-nin.com が、日本語の案内図を作成しました。ここをクリック！ 　 煙台 張裕酒文化博物館            (中国初のワイン工場のワイン博物館)              入場料：50元 試飲込     煙台必見の観光地！中国最初の民族ワイン工場−張裕ワイン工場によって開設された博物館。張裕の百年歴史の発展を展示している。     張裕酒文化博物館は煙台市芝罘区大馬路56号‐張裕ワイン会社にあり、主に百年間歴史がある地下ワイン貯蔵庫と展示ホールからなっている。     ワイン貯蔵庫は深さが7m、1894年に建て始め、1903年完成した当時アジアで最大なワイン貯蔵庫である。中に収蔵される三つの大きな樽はアジアで最大な樽で、それぞれの収容量が15トンで、すでに博物館の宝になった。今の張裕酒文化博物館はすでにAAAクラス観光地になり、全国工業観光モデルに認定され、国内外のお客様から好評を得た。 蓬莱閣  蓬莱水城                                                          入場料：140元 蓬莱閣     蓬莱閣は、黄鶴楼、岳陽楼、滕王閣とともに「中国四大名楼」に称される。煙台市所属の蓬莱市北部の丹崖山の断崖の上にある。北宋時代に蓬莱閣が建てられ。文豪蘇東坡が登州軍州事となり詩文を書き残した。蓬莱閣の名前も知られるようになった。     蓬莱閣、天后宮、竜五宮、呂祖殿、三清殿、弥陀寺の計6つの建物およびそれに付随する建造物からなり、至る所に文人の貴重な書や対聯の石刻がある。蓬莱閣は、「八仙」が海を渡った伝説や海上に浮かぶ蜃気楼で有名である。     「蓬莱」という言葉は、日本でも仙境の意味がある。中国神話では、蓬莱は、瀛州、方丈とともに三神山と呼ばれ、不老不死の神仙が住んでいると信じられていた。秦の始皇帝や漢の武帝もたびたび使者を派遣し、三神山を探した。 この海辺は、特別な気象と地理条件によって、よく蜃気楼が現れたので、昔からここを「蓬莱」に喩え、地名になった。     中国の神仙系統では地位が低いが、朗らかでいつも和気藹々の八仙人が、中国民間信仰では大変重要な地位がある。のちに、日本へ伝わって、七福神の原型になった。 来来中国 www.lailaichina.com  が調べた：中国の八仙人 VS 日本の七福神  八仙人と日本の七福神の関係は？ 蓬莱水城 八仙人 　            「天柱山」 「雲峰山」 「大基山」           （煙台書道遺跡 北魏 鄭道昭碑刻）                                       入場料：｢天柱山」：30元「雲峰山」：100元 「大基山」：80元 鄭道昭（ていどうしょう）は、中国の南北朝時代、北魏の官吏・書家。字は僖伯（きはく）、号は中岳先生。六朝楷書の名手であり、鄭文公碑の作者として有名。 光州刺史時代、道昭は領内を視察し、その土地の山に自ら登っては山名を「天柱山」や「雲峯山」のように神秘的な名前に名づけ直し、神仙思想色の強い碑文を大量に刻んだ。彼が治めていた光州（現在の山東省）周辺が神仙郷である「蓬莱」への入口であるとされ、昔から神仙思想が根づいていたことがあると考えられる。 天柱山 平度市青楊郷にある｡山の頂上近くに｢鄭文公上碑｣がある｡上碑から左斜め上の秋遷口にある｢上遊天柱下息雲峰｣の摩崖碑がある｡ 雲峰山 莱州市からバスで二十分の所にある｡麓の林の中に｢鄭文公下碑｣がある｡｢論経詩書｣ 、｢観海童詩｣、｢詠飛仙室詩｣､｢雲峰之山｣などがある｡ 大基山 古代名は太基山。莱州市からバスで二十分の所にある｡ 現在までに見学できる碑は次の十碑である｡｢南山門題字｣､｢太基山銘告｣､ ｢登太基山詩｣など｡太基山は聳え立つ天柱山､自然変化の美しい雲峰山と異なり､清寂で樹木に囲まれた修養の山である｡ 　           煙台招遠 黄金博物館−中国黄金実景博覧苑                                                                                 入場料：100元 黄金博物館−中国黄金実景博覧苑は中国黄金都の煙台招遠市にあり、総投資額が1.63億元に達し、敷地面積が10�f、国内で最初の実景場面式の博物館である。黄金博物館、採掘現場体験区と実景展示区という三つの部分からなっている。建築面積が6950�uの二階建て。主に黄金の採掘、製錬、加工生産工芸及び中外黄金歴史文化を展示している。 実景展示区は元羅山金鉱の建物と生産設備を利用し、観光客に黄金選択、製錬の生産過程を展示している。             黄金博物館 外観                                     きらきらの金色の展示室            実景採掘現場 　 蓬莱の海の向こう側の神秘の島  長島・・・・  無料   長島県は32の島からなる廟島列島に位置し、渤海の咽喉に位置し、南に蓬莱が7ｷﾛ、北に旅順と42ｷﾛ離れ、軍事戦略位置が非常に重要な場所である。昔から｢海上仙山｣、と称えられ、1988年に国家自然保護区と指定。   中日韓海上交流史では、廟島列島は北航路に重要な海上交通要衝に位置している。早期遣唐使が利用した北航路では、対馬海峡・朝鮮半島西海岸・遼東半島東海岸を経て、廟島列島を通過し、山東半島の登州(蓬莱)までたどり着いた。   重要な戦略地位と関係軍事施設のため、長島列島は外国人観光客に未開放たっだが、2009年から一挙に主要な島4つを外国人に開放した。 長島県旅遊局長張氏は｢長島の開放はわれわれの夢でも待つことで、外国人観光客の訪問を期待する｣と話し、 来来中国 www.lailaichina.com  が日本人観光客を案内することを歓迎した。 　 　 　 張裕葡萄酒  張裕ワイン 煙台はアジアで唯一の“国際葡萄、葡萄酒の町”である。張裕葡萄酒有限公司は1892年に創立され、江澤民主席が“中に詩の味わいがある”ように書いた。生産した葡萄酒は国際で有名で、ブランデー、葡萄酒、保健酒、シャンペンなどの４シリーズ製品がある。 煙台りんご   1871年にアメリカの宣教師によって伝わってきて、最初は青バナナ、赤バナナの二種類しかなかった。その後、小国光、金帅を開発し、改革開放以来、红富士、乔納金の品種も伝わってきた。煙台りんごは鮮やかな色、パリパリした味で有名になり、 中国の一番重要なりんご産地である。 莱阳梨 煙台莱阳に産する。かわがひわ色、粗い果点が小さくて密集する。形は上が太く下が細く、不規則形である。肉質が細かく、水分が大きく、糖分の含有量も多い。パリパリして甘く、一番いい梨とも言えよう。 煙台マナマコ         煙台は黄海と渤海に臨んで、海岸線が900ｋｍ余、車えび、なまこ、あわび、帆立貝、蟹、マダイ、はまぐりなど70余の貴重な海産物を産する。質がよくて、新鮮でおいしく、多くの品種は煙台海域の特有品である。マナマコは我国の20余の食用なまこの中で一番質がいいもので、また蓬莱の一番重要な海産物でもある。 煙台カイバシラ ほたてがいとも呼ばれ、海産貝類製品。帆立貝の太く肥えた“貝柱”を干して作った食品のため、名づけられる。肉質が新鮮で柔らかく、美味で栄養たっぷり、世界中で有名である。 煙台アサリ 貝殻が小さくて薄く、長卵形で、上のしまがいろいろあり、山東半島の産出量が最も多い。 っとよくなり、遠い所まで運ばれる。多年来、好評を受けている。 莱州月季 コウシンバラ   コウシンバラはツルバラ科に属し、地面に栽培する。盆栽や挿し木、接木もできる。莱州市はコウシンバラの栽培で全国では有名で、“コウシンバラの郷”と言われる。莱州コウシンバラの栽培歴史が長く、明の洪武年間、四川から伝わってきたという。長年の栽培を経て、品種が次第に増えてきた。莱州市はふつう接木の方法を使い、春から11月にかけて、何回作もできる。花期の長いのは１カ月にも達する。気候条件が適当な所だったら、或は冬に温室に移すと、一年中咲ける。ほんとうに“この花だけ咲くのを飽きないで、一年中は春のように咲く”と言われる。 煙台さくらんぼ 主産地は煙台市の福山、芝罘の二区。ここは四季がはっきりし、冬は暖かく夏は涼しい。年平均温度は12、5摂氏度、年平均降水量が737ミリ、さくらんぼの生長に適した気候に恵まれる。煙台さくらんぼは赤、黄色、紫の三つの品種、硬肉と柔肉の二種に分けられる。主要品種は早紫、大紫、娜翁、水晶、鶏心、红豊など、中に大紫、娜翁、鶏心といったさくらんぼは栄養価値の高い果物で、鉄質の含有量が果物の中では一番多い。ビタミンCの含有量がりんごの8、4倍にもなる。血脂、血圧を降下させる効果がある。さくらんぼは生で食べるとおいしく、また缶詰、ジェース、蜜漬けの干した果物、酒を造る上等原料でもある。 莱州大理石彫刻 莱州市内南部から20キロ離れた黄山は、雪のように白い大理石を産する。唐の時代初期にも、莱州の芸人たちがここの大理石を使って墓碑、獅子、馬などの石彫刻品を彫刻した。その時もすでに高いレベルに達した。その後各時代も豊富な彫刻芸術遺産を残した。今日、莱州“彫刻サービスセンター”には技術者三百人ぐらいあり、先進な設備も新しく整備し、古い莱州石彫刻芸術がさらに発展していけろう。