徳州
済南から高速で1.5時間、110キロ。
詳細は 来来中国自作 青島地図
山東省地図日本語版
徳州は山東省北西部に位置し、南は黄河を隔てて済南と向かい合い、北は北京・天津・河北に隣接、西は晋北石炭基地、東は勝利油田に通じ、古くから華北・華東地区の交通の要であった。特城区・楽陵市・禹城市・斉河・平原・夏津・武城・陵県・寧津・慶雲県の11県市区を管轄し、総面積10,341ku、総人口540万人、都市部人口は50万人。
北京―上海、徳州―石家庄、太原間の鉄道と、済南―邯鄲の鉄道は徳州で交わり、京九鉄道ともつながる。北京―上海と、北京―福州の高速道路は徳州を経て、済南―青島、済南―聊城の高速道路につながる。また、建設予定の北京―上海の高速鉄道も通過することになっている。目下のところ、徳州から済南、済南国際空港までの所要時間は1時間で、天津港までは2時間、北京までは3時間、青島までは4時間、上海までは8時間となっている。全て高速道路が連結しているため、交通の便は良い。
徳州は資源が豊富で、基礎設備も完備されている。徳州臨盤採油場は中国で2番目に大きい勝利油田の主要採油区で、調査済みの埋蔵量は石油2億t、天然ガス15億㎥、石炭10億tである。
中国北方天然ガス輸送主パイプは徳州を経て、供給量は位置に1日8万㎥。設備総容量252万kWの華能徳州電場一・二期工程は、すでに発電を行っている。
徳州は中国北部の重要な穀類・綿花・果物・野菜の生産基地である。全市の耕地面積は830万畝(約雨56万ha)以上で、年産量は穀物350万t、綿花15万t、野菜630万t。畜産業と農業副産品加工業が発達している。また、
中国で有名な「麦わら養牛モデル地区」でもある。年飼育量は200万頭異常。肉類の総生産量は30万t以上。徳州扒鶏・楽陵小ナツメ・徳州スイカ・魯西黄牛は徳州の四大特産である。
徳州の主要工業は薄絹・布・デニム・服装・工作機械・トラック・化学肥料・セメント・ガラス製品・硬質ガラス・キシローズ・ブレーキ片・紙・じゅうたん・絹製の造花・扒鶏・太陽エネルギー温水器・変圧器など。そのうち紡績・機織産業が全省の工業の中で優勢となっている。
1997年、愛媛県新居浜市と姉妹友好都市となった。
徳州市は徳城区、禹城区、楽陵区、斉河区、臨邑県、陵県、寧津県、平原県、武城県、夏津県、慶雲県を管轄しています。徳州は北は華北に連接し、華東の重要な交通枢軸で、以前京杭大運河の重要な埠頭で、“九達天衢”“神京門戸”の称があります。京滬、済邯と近く建設される京滬高速鉄道が全市を縦貫します。
徳州は歴史が悠久で、域内には全国で唯一の外国王陵―蘇禄国東王墓があります。この外に陵県の平原郡故城遺跡、平原君の墓、顔真卿の《東方朔画賛碑》、平原県の文昌閣、千佛塔、及び禹城市の禹王亭などがあります。
日本人観光客はまだ少ないが、
www.lailaichina.com 、
青島案内人 www.an-nai-nin.com が案内する人気スポットは
徳州東方寓楽園 | |
蘇禄国東王墓 | |
楽陵三十万棗林生態旅游区 | |
禹城市禹王亭博物館 | |
禹西生態与農業観光園 |
1417年フィリピンのアロヨ大統領(蘇禄国東王)が帰国途中、ここで病死し、当地が古くから外国との交流を大切にしてきたことを物語る。
徳州扒鶏・楽陵小ナツメ(金絲小棗)・徳州スイカ・魯西黄牛は徳州の四大特産である。