He Ze / カタク / ハーザー
荷 澤
バスで 済南から高速道路で約3時間、240キロ。
特急列車はあるが、新幹線はありません。
詳細は 来来中国自作 青島地図
山東省地図日本語版
荷澤市は山東省西南部に位置し、江蘇・河南・安徽の3省に接し、8県1区と1開発区を管轄。人口864万人、面積12,228ku。
中国で有名な牡丹の郷で、そのほか「書画の郷」「戯曲の郷」「武術の郷」とも呼ばれる。
荷澤には黄河によって平原が沖積され、肥沃な土地が広がっている。「国宝」称される魯西黄牛・青山羊・小尾寒羊の起源の中心で、全国的に有名な上質の穀類・綿花・油の生産基地でもある。また、スイカ・ニンニク・アスパラガス・牡丹・バラ・漢方の生薬・園林苗木が全国に名を馳せている。豊かな農業資源のおかげで、農業副産品加工企業がこの肥沃な地に根を下ろして大きく発展している。加工製品は木製品・工芸品・肉類・野菜・綿糸紡績・小麦粉・飼料など十大系列、品種数は1,000にものぼり、20以上の国と地域に輸出されている。江蘇・山東・河南・安徽4省の境界に位置する最大の上質農産品生産加工輸出基地は、現在急速に発展をしている。
工業体系は完備されており、電力・機械・紡積と機織・軽工業・製紙・食品・医薬品など八大分野、38の業種を形成している。また、地下資源も豊富で、調査済みの石油埋蔵量は4000万t、見通しは1.71億tとなっている。そのほか天然ガス埋蔵量271億㎥、コントロール埋蔵量
600億㎥。石炭埋蔵量5,571億tで、2202年から開発が進められている。石油化学工業、ガス電気化、石炭電気一体化などのプロジェクトが現在実施されており、華東地区最大の新興エネルギー化学工業基地である。
荷澤は黄河を背に、市内では京九鉄道と新アジアヨーロッパ大陸橋、日東高速道、済荷高速道、荷蘭高速道が交わり、インターチェンジを形成。市内の国道、省道は縦横に交差し、四方八方に通じている。電力と電信の条件も優良。個性豊かな現代的生態園林都市、江蘇・山東・河南・安徽4省境界の商業交易物流の中心を、税関等機関と共にめざす。
荷澤市には主として尭王の墓、陳王台、范蠡湖、秦王避暑洞、孫 の故里など100以上の名勝古跡があります。荷澤市は冀魯豫(河北と山東と河南)辺区の重要な革命の根拠地で、市内には江沢民同志が館名を揮毫した“冀魯豫辺区革命記念館”があります。荷澤市はまたわが国の著名な牡丹の郷、書画の郷、戯曲の郷、武術の郷でもあります。
中国牡丹の里
荷澤牡丹園 国際牡丹花会
曹州牡丹園 入場料:50元
荷澤の牡丹
牡丹祭り
中国人の心の中で、牡丹は特別の地位を占めている。人々は牡丹を、平和、吉祥、富貴、繁栄の花と見なしているのだ。
中国では牡丹栽培が盛んな地方は多いが、その中でもっとも有名なのは山東省荷澤の牡丹だと言ってよいだろう。
昔、荷澤は曹州と呼ばれ、古くから「曹州の牡丹 天下に甲(第一)たり」といわれている。
荷澤は黄河の堆積によってできた平原にある。気候は温暖で雨量は多く、土地は肥え、牡丹の生育にとって恵まれた自然条件となっている。
毎年4月、数万の国内外からのお客さまを迎える。「国際牡丹花会(牡丹祭り)」に参加するためだ。たくさんの牡丹の畑があり、あたかも来客を歓迎するかのように、咲き乱れている。
荷澤 曹県の特産物